( ´▽`)

□七月〜
同盟目標については何とか沿えてはいるものの
資金難の方は相変わらず拭いきれていないSDS
しかも、新職実装という不安要素も目の前に控えたこの時期です。
前任指揮官が多忙になったため、補佐役であった私がそのまま
総指揮を引き受ける事となりました。
 
さて総指揮役となったはいいけれど、一体何をすべきなのでしょう
勿論、同盟指針に沿って行うのは大前提ですが
具体的なGv行動は指揮官に一任されております。
その中で何を目指して指揮を行うか、ですね。
 
そこで私が考えたのは、B常連に帰り咲くことです。
ブリトニアと言えば大手の集う場所、GvGギルドであるならば
やはりそこの常連となりたいものです。
ですが、当時のSDSはB常連入りなど半ば諦めていました。
ブリトニアとりたいね、なんて話をしても
「うちらじゃどう考えても無理でしょw」なんて笑われたものです。
 
今は無理でもいずれは…なんて考えている限り、そのいずれはやってきません。
超えられそうも無い壁でもなんとか越えようとしないことには道は開けません。
同盟指針・経費削減。。。問題となってくる要素は多々あります。
そんな中いかにしてB常連を目指して画策するか
難しい…それだけに遣り甲斐のある事です。
 
とは言え、ひとまずは「それまで通り」なGv行動を続け様子を見ることとしました。
何も考え無しに動いたところで結果は伴いませんから。
新職・新要素による変更点を確認する必要もあります。
その上でブリトニアの情勢と付け入る隙も見定めないと、ですね。
 
まぁ2-3週も見ていれば大体は把握出来てきます。当時のB常連と言えば
「AUGさん」「う颯爽さん」「EIN同盟さん」「SE聖杯同盟さん」「AGBさん」
この五つでした。
このいずれかを押しのけてB入りを図る…これは無理なのでしょうか
 
最終での確保結果だけを見て、それに打ち勝たなければと
こう考えている内は無理なのですね。
重要なのは最終の確保ギルドではありません
それまでの、GvG二時間の過程が重要になってきます。
そしてその中に付け入る隙というのが存在するのです。
 
・上記大手5同盟以外は、中堅どころは全くブリトニアで活動していない。
・大手5同盟も二時間防衛で確保しているわけではない。
二時間の流れというものを見れば、この二つの事実に気がつきます。
B常連もリンカー実装による防衛不利の煽りを受けて
その過半数は放棄から開始し、同エリア大手と交戦をしています。
その間、放棄された砦には中堅どころが近づくことも無く
終盤まで小規模レース砦となり、大手同士の交戦で敗れた方がそこへ転進し
結果として、開始時と同じ顔ぶれがB確保して終わっていました。
 
つまりは、中盤であれば大手が放棄した砦に入り込んで一時の城主となる
ここまでは非常に容易です。ですがそれだけではダメなのは言うまでも無い事です。
「その内大手が転進してきて追い出されて終わりだって」…そうなりますよね
B確保のためにはもう一案が必要となります。
 
そこで目をつけたのがB5砦です、言わずと知れた欠陥レース砦ですよね。
「SDSはB進出を狙います、確保先はB5砦です」
そりゃもうこんな感じでしたね ( ゚Д゚)<ナニカンガエテルネンコノヒト
決して、一か八か最後のレースに賭けるなんて温い目論見ではありません。
十二分に勝算があると踏んでの上です。
 
まず、何故B5がレースかするのか?それは防衛出来ないからです。
いやむしろ、防衛しようとしないからと言い換えるべきですね。
ある程度の規模の同盟がぶつかった場合を考えれば
その構造からB5砦は防衛側が圧倒的不利となります。
一般的に 防衛を行う=二時間防衛を目指す と捉えられてますので
それが出来ないB5砦は放棄され、レース化するのです。
ですが、レーサー単体規模vs中堅以上の同盟であれば
例えB5砦であっても落とすのは難しいでしょう。
終盤になりレーサーが多数集まって来るから大手でも手が出せなくなる
そうなる前に抑えれば良いのです。
 
次に、中堅同盟ですがこれはまず来ないと考えて大丈夫でしょう。
他の中堅同盟もB常連には敵わないと考えてB確保を諦めていますからね。
「でも抑えてるのが大手じゃなければ来るんじゃ?」
いえB5が最後までレースで終わった週もありましたがその時も他中堅どころは来ませんでした。
 
最後に、問題となるのがB常連の5同盟ですね。
これは来るか来ないかは正直やってみないとわからない部分でした。
ですが、指揮官心理を読めば来る可能性は低いのではと
B5砦を他が占拠している場合、落とすことまでは容易に出来ても
その後守りきるのは例え最大手でもなかなか難しい
落とし落とされ合いになる可能性の方が非常に高いのです。
この砦に来るのは他で敗れて転進して来る同盟になります。
転進する=確保を考えての事ですから既に敗退している状態で更にそのような賭けには中々出ないのでは?と
宿無しになる危険性も含んで勝負挑むつもりなら、そもそも転進などしないでしょうしね。
 
「レース規模が拡大するor大手が転進して来る直前くらいでB5を抑える」
こうすることでブリトニアを確保できるであろうとは考えていました。
ただやはりは反対意見も多く、中々実行には移せませんでしたけれどね。
 
転機となったのは、7月最終週30日のGvGです。
この時はこの時なりの流れがあってB3砦を確保して終了しました。
更にはそれまでほとんど出来なった派遣も出すことが出来ました。
「今回うちがBとれたのは運が良かったから…」
確かに、21:15の時点でB3を逆占拠の状態に出来たのは運だったのかもしれません。
ですがその後の流れに関してはまさしく想定していたそのもの通りでした。
 
そしてその翌週、ついにB5確保案を実行に移します。
結果は…想像通りと言うべきか想像以上にというべきか…
何一つの問題もなく、B5を確保して終えることができました。
ついでに言えば派遣で二砦までも達成、まぁこちらは完全に運の産物ではあったのですが