もふ

ここである疑問を持たれる方はいるでしょう
「指揮官として正攻法で大手に打ち勝つ道を選ぶことは出来なかったのか?」と
多くの同盟員が求めるものは、真っ向から難敵に挑む勝負
そしてそれに打ち勝ったときに得られる充実感であっただろう事は理解してます。
 
ですがSDS同盟のある前提が、その道を選ぶことを出来なくさせていました。
それは「同盟資産からの経費全額負担」です。
たしか当時の試算では、商業値1の砦から得られる収入は15Mz程度でした。
15Mと言えば割と多く感じるかもしれませんが、50人規模同盟では一人頭300kzになります。
300kz…単価3,800zのスリム白ポであれば80個程度にもならないのですよね。
大手同盟の防衛ラインに前衛が突撃すれば、1-2回で軽く無くなる数だと聞きます。
 
当初は、コスト意識というもので資金難は若干改善されるのでは?と考えていました。
経費を制限無く使って良いのは確保戦だけに絞り、それまでは節制した戦い方を行う。
無論、際限無く使えば勝てる相手であっても節制すれば勝てなくなるケースも出てくるでしょう。
その中で各自が戦い方を考え、どこで何をどのように使えば節制した上で勝てるようになるかを
試行錯誤していけばよいのだと。このように説いていきました。
ですが、確保戦とかそんなもの関係なく目の前の相手とは全力で戦って勝てるGvGがしたい。
これが希望であるのなら節制なんてのはまず出来なくなりますね。
湯水の如くお金を使ってくる同盟を相手にするのであれば
こちらも相応の出費を覚悟しなければ太刀打ち出来ないのですから。
 
ではどうすれば良いのでしょう その答えはたった一つです。
「同盟資産からの経費全額負担」これを無くす他ありませんね。
運営側も収入を増やす方向で色々模索はしていたようですが
若干量を補った程度で経費全てを補償できるくらい昨今のGvGが
甘くないことくらいは言われなくとも存じています。
制限の無い戦いを望むのであればそれに参加する一員に負担を担って頂く必要があります。
 
ただこの変革は、同盟員の意思により成さなければいけません。
同盟方針に沿った行動・作戦を考えるのも指揮担当者に仕事になりますから
「経費全額負担じゃ作戦の練り様も無いからおまいら自腹しる」
これでは職務放棄に他なりませんよね。
同盟員が例え自腹であっても縛り無い戦闘がしたい旨を運営側にあげて
それを受けて運営側が方針を改定し、指揮担当者におろす。
これが妥当な流れでしょう。
 
結局は改革を望む人が動かないことには何事も始まりません。
ですが運営部分がブラックボックス化されてしまったため
どのように動けばいいのかすら判らなかったと言うのが実情なのかも知れませんね…