最後に

SDSが崩壊に至った要因、それは「先のビジョンを明示出来なかった事」
この一点に尽きるでしょう。
GvGギルド・同盟として運営を続けていく。
その途中には様々な難関が立ち塞がっていくことでしょう。
その時に、多くは問題点とその解決法にだけ目を向けがちになります。
資産のお話だってそうです。同盟資産が尽きかけている。
どのようにして貯蓄を増やすか、どのようにして出費を減らすか
勿論これも重要ですが、それと同じくらいむしろそれ以上に重要なこと
それが、資産を蓄えることが出来た後に何をするか これです。
 
その「先のビジョン」がしっかり存在しそれが共感できるものであるならば
今がどのような状態でもさして問題にはなり得ません。
目的がありそれに向かって進んでいる、その過程こそが最も楽しい時なのですから
欲しい・買いたい物があるから働いて貯金するのと同じですね。
 
逆に、先のビジョンというものが無いのであれば
例え問題解決にむけて最良の道を進んでいる今であっても
それは空虚なものにしかなりません。
 
SDSの場合は、その先のビジョンを運営陣が担当し
今の解決策=GvGで行う行動は指揮役が担う
私はこのように考えていました。
 
決して、運営側が先のビジョンを描くことを怠っていたわけではないと信じます。
ただ、以前にも述べたように運営部分がブラックボックス化された体制であった。
そのため、末端にまで先のビジョンというものが伝わりきっていなかったのでしょうね。