短期連載

昨日は現実味の無い私的脳内論を書いたのですが実際にFSDが進んだ方向はそれとは異なりました。
まぁ攻めだけで確保を狙うのは後の無い一発勝負、博打的な勝負になりかねませんので
安定した戦績を目指すのであれば攻め守りの両立を考えるのは至極当然の事ですね。
 
桜華がノピEMCを取得した当初は、桜華に前衛を・もう一つの同盟Gに後衛をと
割と偏った戦力配分をとっていました。確かにこの編成であればEMC連突を活用して
攻めの部分はスムーズに行えます。問題になったのは攻め→防衛へ移行する際の事ですね。
ほぼ前衛のみの構成であるためエンペ破壊後のER内はロキ無し後衛火力も無しという状況です。
これだと例え交戦相手と同盟Gの進軍速度が等速であってもこちらの防衛ラインが整う前に
容易にER内乱戦に持ち込まれてしまいます。
まぁこの後割られても割り返して以下略ってのは昨日書いた通りなのではありますが
 
ただ攻守の両立を考えれば防衛への移行を滞りなく行えなくては、となります。
その為桜華にも後衛職を配分しラインを整えるまでは時間を稼げるようにする。
一方で、同盟Gが割った場合にはノピEMCで迅速に防衛体制を整えることが出来るため
同盟Gにもエンペ割れる前衛を配分するようになります。
つまり両Gともに前後衛をバランス配分するようになった と言うわけです。
 
ですがその反面、防衛に移行する前の攻めでやや難航するようになってしまいます。
EMCで召集する人数は変わらなくともその内の前衛比率は下がってしまっているので
同じようにEMC連突を仕掛けても相手へ与えるプレッシャーも落ちてしまいます。
じゃあ桜華に詰めれるだけ前後衛全部詰めればって案もあったのですけどね。
ただそれだと防衛に入った後に、EMC回収を行った際の隙が大きくなりすぎるのが懸念されたので
一箇所詰め込みは行われませんでした。
 
防衛に移行するためにはEMC連突の突破力は落としながらも攻めは成功させなければならないわけです。
そのため、それまでは前層でEMC召集をかけるだけだったのですが私もERに入っての撹乱を試みるように。
具体的には相手のラインを抜けた位置で内部EMCを狙う(振りをする)ことです。
それにより敵軍のストッパーや単体火力を引き付ける事が出来れば前衛陣の突破も幾分容易になるでしょう。
ただ陽動目的の内部EMCが成功してしまいそれが決め手になる攻め展開もしばしば見受けられるように
 
ところで、この内部EMCと言うものは個人技のように受け取られがちですが果たしてそうなのでしょうか
確かに試みるだけであるならば他同盟員の動きに関係なく単独でいくらでも出来ます。
しかしそれを成功させようとするのなら同盟員との連携が必須になります。
EMC連突を仕掛けて相手の意識が始点へ集中している時に裏でやるからこそ
普通は通らないはずの10秒EMCが通ってしまうのです。
また内部EMCの方へ意識が集中してしまえば予定通りに前衛突破での攻めが成功すると
つまりはどちらに転んでも結果オーライなわけです。
そしてこの前衛突破と裏EMCとどちらが本命であるかと言えば当然前者ですね。
交戦相手もそのように考えるからこそ意識・戦力共に始点へ集中させるようになってしまうと。
だからこそ一発大穴狙いとも言える裏EMCが成功してしまうわけで、それが主力のように思われてしまうと
ある意味で皮肉な話なのかもしれませんね。
 
つまるところ、いくらノピEMCのマスターであっても私が単独で防衛城主を落とせるかと問われれば
それは全くもって無理な話です。内部EMCが成功して攻め落とせた場合であっても
それは前衛突撃との連携が成り立ったからこその結果であってそれ無くしての攻め成功はあり得なかったでしょうね。
〜続く〜