短期連載

さてノピEMCによって兵力を素早く纏めて確実に輸送する手段を確保したFSD同盟
元々が攻め構成と言うこともあり同勢力同盟の防衛であっても互角に渡り合えるようになりました。
尤も防衛面を見れば改善されたわけではありませんので攻め落とした後の防衛になっては
耐え切れず落とし返されることもしばしば。ただそれも矢張りは攻め強さでカバーします。
落とし返されても速攻のカウンター攻めで再び落とすと。落とし落とされてを繰り返すうちに
やがて交戦相手は撤退に、決してスマートでは無いかもしれませんが勝利を納める事が出来るようになりました。
 
この辺りで、私的にはFSD同盟が進むべき方向性と言うものが見えてきた気がします。
強い攻めの部分を更に延ばす、攻め向きとか言うレベルでは無くて
弱い防衛面は補うことをせずに捨て去っ完全に攻め特化な形態です。
防衛が弱いと二時間防衛を行い商業値を上げることは勿論出来ません。
ただし最後に商業値1の砦を確保して終わるのであればそれは出来る事です。
21:55以降に目的の砦を落とす、これが出来るのなら確保は可能になります。
確実に行うのは不可能とは言え出来るだけそれに近づけることなら可能でしょう。
またそれほどに攻めが強い同盟であるならば例え防衛に難があろうともその同盟が占拠してる砦を
最終確保地として攻めることは敬遠されるでしょう。
何故なら攻めの強さゆえに落としても落とし返されることが明白であるからです。
まぁこれは私の脳内論でしかありませんしその論を講じて同盟を動かせる立場でもありませんでしたから
実際進む方向は盟主・指揮官の方にお任せすることにしました。私は現場の裏方補助のみに徹します。
 
ところで、ここまで書いたところで桜華凛咲ギルド所属者はノピEMCによる移動手段を手に入れたものの
他の同盟ギルド所属者は何も変わっていないのでは?と疑問を持たれる方も居られるかと思いますが
実際にその通りです。とある問題点を解決するためにソフトやハードを変えるのであれば
同盟構成員の多くの方々に動いて頂く必要が出てきます。そしてそれは同盟を導く立場の人が
提示して改革を行っていくべきもの。加えてそうするには時間がかかりますしね。
より手っ取り早く、最小限の人数=私の現場での仕事量が増えるだけで指揮官や他の構成員の
手を煩わせる事無くそれでいて最大の効果を得ることが出来る手法、それがEMC輸送という手段なのですね。
代償としては問題点そのものを解決したわけではなかったためその解消策の効力が及ぶ範囲は
同盟全体までには至らなかったと言う事。
結果として、桜華と他の同盟Gとでは進軍速度に相応の差が生じてしまうことになります。
そしてそれが後々の問題点として挙げられることに
〜続く〜