おでん

中衛補助職の視点から書いてみる拳聖の動き的なもの。

おでん温もり狩りPTにおける拳聖の役割は火力職、温もりスキルの特性から近接範囲火力に分類されると思われる。
また構成次第では、そのPTの唯一の火力になる場合もある。
よって拳聖の仕事はMOBを殲滅することになる。それも出来る限り自らが倒れることなく、である。
火力職が倒れるとMOBを処理出来る人が居なくなってしまう事は言うまでもない。
よくある狩りPTで、Wizが倒れ蘇生する事が出来なければどうなってしまうかは想像に難しくない。
それゆえWizには効果的にMOBを処理できる大魔法展開と同時に自身がダメージを受けないための位置取りが要求される。
 
加えて、拳聖火力は接敵する・タゲをとる必要がありダメージを受ける機会も必然的に多くなってしまうが
職性能的には決して耐久力があるとは言えない。むしろ脆い方になってしまう。
SP消費の激しさから教授のSPチェンジも必須である。即ち他職の支援・補助をなくして拳聖は火力になり得ないのである。
 
「他職の支援が必須な、PT唯一の火力」 この事を理解できれば拳聖の取るべき位置取りも見えてくる。
"若干前寄りな中衛位置"になるだろう。必死になって先行する前衛職について行こうとする必要は全くない。
PT全体を見渡すことができ、支援・補助を受けやすい位置をキープすることがまず必要であると考える。
横沸きなどで後衛職がたげられたとしても、SW等を駆使すればそれを処理するまで耐えることはさほど難しくはない。
しかしその場に拳聖が居ないと沸いたMOBを処理することは出来なくなってしまう。
そして支援補助が追いつかないまま進行した拳聖がその先で倒れてしまえば…恐らくはその時点で詰みである。
 
MOBを倒そうとする余りに焦って自らが倒れるような無理をしないこと、これに尽きる。
そして可能であれば、どの程度までの無理が出来るものか事前に把握しておくべき。
VITガチガチでリザ4所有のプリ、しかも何時でも即座にリザ出来るようショトカに入れている、ブラギもある。
これなら倒れたのが近場であれば、ある程度のリカバリーは可能である。
しかしながらプリがリザ無しだとすれば、無理は控えなくてはならない。
 
PT全体の状況を把握して的確にMOBを処理出来る判断力も必要になる。
前衛職よりも後衛職が抱えているMOB先に処理するのは当然の事、その優先順位は羊羹二種>悪魔二種だと思う。
悪魔の方がHP自体は低いもののBoss属性ではないため処理に手間取ってしまう。
悪魔やってる時に羊羹が沸いたとしても、焦って悪魔を処理しようとする必要はない。
幸い悪魔の射程は2であるため距離をおけば温もり範囲外になり、属性のせいでSPが消えてしまうことは避けられる。
前衛がプロボ等でタゲを奪うことも出来る。距離をとって闇属性に変更し、羊羹に飛び蹴りして即座に処理する。
悪魔はその後から落ち着いて処理すればよい。
 
ひとまずこの辺りで。
最初に述べたようにこれはあくまで他職の視点からの考察になる。拳聖の観点からすればまた別の見解があることとは思うが。